コロナで苦しんだ一年

お題「#この1年の変化

 

友人と会う回数が激減しました。

寂しいと思う部分と、友達に執着して苦しかったので強制的に会えなくなったのは自分の精神衛生上は良かったのかなと思います。

苦しかったことに気づけていなかった私はコロナが始まった頃に友人といざこざを起こしてしまい、一人は絶縁、一人とはそのことをうまく話せないまま私は一人でマイナス思考に陥り、うつが酷くなってしまいました。

LINEだとうまく話すことができず、すごい孤独感に悩まされました。

私はうつ病を長く患っていたので、仕事を辞めて、家で家事をしながら療養していました。元々人と関わることが少なかった私はコロナになったことによってより人と関わらなくなり、いっそう自分の殻に閉じこもるようになりました。

友達のことを毎日考え思い悩み、希死念慮を頻繁に抱くようになり心療内科に通院して10年間で初めて精神科に入院することになりました。

コロナでどうせ行動が制限されているなら、この機会に入院しようと決心することができました。

結果的に入院してよかったと思います。

うつが治ったわけではないのですが、行くところまで行ってしまったマイナス思考を少し和らげてくれて、卑屈になって歪みまくっていた私の本来の自分の心を少し思い出させてくれました。

入院はつらいこともありましたが、夫が私をどれだけ大事に思ってくれていたのかを痛感しました。

いつも近くにいると忘れがちな感謝の気持ちや夫の愛を離れてみて気づくことができました。

 

あとは、友人と会っていた時にはあまり会えていなかった実家の家族との時間を作ることができました。

家族のことが大好きなので、会えるのがすごく嬉しいです。

 

いきなり日常生活や常識がひっくり返された世界規模の大問題に未だ戸惑いの日々です。

見えない脅威に怯えながら、不自由な生活を強いられてから早1年。

私の妹は医療系の大学生で、学業面でも、プライベートでもいろんなことの自粛を余儀なくさせれられとても可哀そうだと思いました。

今年4年生で多忙になるので、この一年は学生最後の思い出作りの時間だったと思います。

弟も、去年新社会人になりました。

入社早々イレギュラーな環境で大変な思いをしていたと思います。

接客業なのでコロナになるかも知れないという恐怖と、初めての社会人生活でそうとう苦労したと思います。

同じ境遇の人はたくさんいると思います。

そういう思いをした人たちが、コロナが脅威ではなくなった時にたくさん楽しい時間を過ごせたら、と願っています。

 

コロナが終息したらまず一番にしたいことは、家族旅行です。

実家家族とはもう10年近く旅行していないので旅行がしたいです。

あとは自分の心を幸せにするために、してみたかった習い事がしたいです。

自分にはどうせできないと諦めていたやりたいことに挑戦して、今までうつで何もできなかった空白の5年間分、自分を幸せにしてあげたいです。

なんの制限もなく出かけたり遊ぶことが当たり前ではないことを痛感したので、もっと自分の人生を一日一日大事に生きようと思いました。

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