胆嚢粘液嚢腫の手術をした犬の経過について。
↑今回の記事はこの記事の後の様子です。
11歳トイプードル男の子のしろ君の退院後の経過のことを書きたいと思います。
12月5日に退院して一安心していた雨音家でしたが、退院してもなかなか安定しないしろ君。
退院前は4.6kgくらいあった体重は、退院時3.8㎏にまでなってしまいました(-_-;)
人間では大したことないくらいの差ですが、しろの体の大きさだとびっくりするぐらい軽くなっていました。
抱っこすると、そのまま壊れちゃうんじゃないかってくらい弱弱しい状態で帰ってきました。
帰ってきてからは、ごはんを何時に何グラム与えたか、どれくらい完食したか、と体調のことをメモするようにしました。
このメモがすごく役に立ちました。
毎日のしろの様子に合わせてごはんの時間を調節していたので、たまに夜早めにあげてしまって、空腹で朝方吐いているような時もあったので「何時にごはんを食べたか」というメモは言葉を話せないワンちゃんの体調管理にすごく役立ちました。(健康な時から習慣化している飼い主さんには当たり前のことかも知れません(;^_^A)
退院後何回か嘔吐してしまいました。
1日に5回吐いた日はさすがに病院に連れて行って血液検査やエコー検査をしてもらいました。お腹の中の炎症がまだ治まっていないからまだ気持ち悪いのがとれないのかも…ということで、強めの吐き気止めの点滴と抗生剤の飲み薬の追加をしてもらいました。
その後も何回か吐いてしまいましたが、慎重に様子を見て空腹からくるものでは?という判断で夜少し遅めにごはんをあげるようにしてからは嘔吐しなくなりました!
退院直後は消化管サポートという低脂質のウェットフードとささみを少しずつ与えていました。
少量を1日4回にわけてあげていたんですけど、徐々に食べる量が増えてくれて、お腹空いた!ごはんちょうだい!!というアピールが多くなってきて一安心です。
薬をあげるときに使うといいよと言われた薬を包むおやつ「ピルポケット」が大活躍してくれています!!
一つどうしても苦手な薬はバレてしまいます。ピルポケットで包んでもぺってされちゃうんですけど、だましだましどうにか飲んでもらってます( ;∀;)
喉の奥に薬を突っ込むやり方は私たちには難しかったので大いに助かっています。
とりあえずまだまだ目が離せない状態ではあるのですが、日に日に元気になっていくしろを見て一安心です。
しろは7歳で雨音家に来たので、それまでの生活を知りません。
我が家に迎えてからは、与える食べ物に気を使ってきましたし、散歩も毎日行っていました。が、やはり年には敵わない…と思いました。
手術の傷は癒えてきて元気になってくれていますが、老いている事実は変わりません。
しろと居られる時間は有限なんだと心に刻んで今まで以上に愛を注いでいきたいと思います。